最上の帽子は頭にのっていることを忘るるような帽子である。最上の政府は存在を忘るるような政府である。
----徳冨蘆花「謀反論」

プロフィール

Author:Luxemburg
ときどき生存確認程度に記事を書いてます。体も心も生きてます。


最近のトラックバック


月別アーカイブ


参加しています
Under the Sun、護憲派アマゾネス軍団
DATE: CATEGORY:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 大久保秘書が起訴事実、容疑を大筋で認めているという報道が各社からなされたが、これは捏造の可能性も出てきた。いったい誰がうそをついているのか。もし検察とマスコミが捏造しているのであればいよいよ本当の国策捜査となる。事実はまだわからない。
TBSラジオストリームのオープニングトーク、9分あたりで、TBSの武田記者が民主党参議院の議員総会について報告した。それによると、小沢代表が出席し、説明をおこなった。

武田記者:それに先立って、輿石参議院議員会長が挨拶しまして、そこでは、いくつかのメディアで出ている大久保被告が容疑を認める供述をしているという件について、弁護士を通じて自分自身(輿石さん)が聞いたところによると、そういうことは一切ない、ということを話していました。

小西:ああ、やっぱりそうですか。テレビが大久保被告が一部認める供述をしているというのがいっせいに流れて、そのあとの情報が出てこないということだったんですが・・・

武田記者:そうですね、これもおかしな話で、容疑を仮に大筋で認めていれば保釈されるはずなんですね、人権問題ですから。したがってそういうことを誰から聞いたのか、「関係者」という名無しの権兵衛からとなってるわけですけれども(すみません、ここ音声が不明瞭)、供述を聞いている人は決まってるわけですから・・・

小西:もちろん

武田記者:そのひとのいってることをですねぇ、垂れ流すというのはちょっとメディアとしては、というか記者のあり方としては、そういうことに疑問を持たずに出てくるということが、まあそれ自体検察に対してひざまずいているという気がしてなりませんね。

<追記>
 早く気がついたつもりでしたが、すでにあちこちの掲示板などにあがっていたようです。
 武田記者、当たり前のことをいっているだけなのですが、こんな当たり前のことがものすごく輝いて聞こえる。その他の記者の皆さん、あなた方はどんな情熱を持って今仕事をしていますか。人間として恥ずかしくない仕事をしてください。

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 民主党議員たちは、ここが正念場と腹を据えなければならない。原は腹を据えたからイチローで勝てたのだ(笑)。
 今回の西松・小沢問題の主戦場は、刑事事件にあるのではない。政権党が野党第一党の党首を警察・検察権力を使って自由に追い落とすことができるのか、という政治問題にある。また国民全体の人権問題でもある。権力を握った者は、国家の唯一の暴力である検察、警察を使い、自由に暴力を振るってよい、こういうことを許すか許さないかの問題である。
 小沢問題の最初に書いたとおり、フランス王政はこれをやったために、司法制度は王政の手先、敵と国民からみなされ、最終的にバスチーユ襲撃にまでなった。もっと手前でチェックがきちんと行き届く社会なら流血は避けられたかもしれない。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 本日、民主党の小沢代表が秘書の国策起訴をうけて代表続投を表明した。心からその決定を支持する。

 国民に支持されない政権党が警察権力を使って反対勢力のリーダーを陥れようとする、それにマスコミも乗っかって追い落としをはかる。もともとこういう謀略は日本の得意とするところだったが、オウム事件あたりから日本は最低最悪の国家になった。
 今回の事件も、正直言って本当に起訴するとは思わなかった。検察というのはここまで暇で、誇りのない仕事なのか。ロッキード事件で巨悪は眠らせないなどと言いながら、結局最大の犯人が高いびき。言ってて恥ずかしくないのか。日本の検察なんてただの無駄飯食いだと思っていたが、巨悪の使いっ走りまでするとは思わなかった。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 小沢が企業からの政治献金廃止を主張したことについて、「いま企業献金をもらってるくせに、おかしいじゃないか」という何もわかっていない意見がある。

明治時代からの政治の悪弊
 明治維新のころから日本は官僚国家である。明治維新を近代化と思い込んでいる人もいるが勘違いだ。たとえば、近代化につきものの議会が開かれなかったことをどう説明するのか。「維新」を遂行した人たちの頭も、攘夷などといっているような低レベルで、外国が強いとわかればとたんにひれ伏すような卑屈な小物たちである。彼らにアイディアなどもなく、江戸幕府のブレーンたちが考えた近代化策をただパクっただけのお粗末。唯一、「江戸時代は鎖国で遅れていた、それを明治維新で近代化した」という洗脳にだけは成功した。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 小沢が企業、団体献金を全面的に禁止しようという提案をしたことに対して、自民党内では、動揺も見られ、

「小沢氏の疑惑隠しの提案に、こちらが乗るわけにはいかない」(幹部)との反発も強く、自民党の山崎拓・前副総裁は同日、日本記者クラブでの記者会見で「政官業癒着の象徴みたいな方が言ったって始まらない」と皮肉った(読売新聞)

などの発言も見られるという。

 自民党というのはこういう足の引っ張り合いしか考え付かない人種だ。どうせ誰が言ったって「始まらない」のだろう?

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
前回書いたのは 子供が親からの遺伝や育て方でいろんなものを引き継ぐのは自然、しかし子供の中身と関係なく、その子供の外側に、受け皿として政治家のポストが事実上用意されているのはおかしい、それが世襲の問題だということだった。
 世襲と七光りも違うということも書いた。たとえば、竹下元総理の孫は、ポストを引き継いだわけではないから世襲はしていないが、七光りは存在している。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 数日前、鳩山由紀夫が今後新たな事実があれば小沢辞任もありうることをほのめかしていたが、検察の今回の発表を見る限り、情勢的には検察の負けかな、という印象を持った。
 asahi.comによると「西松に加え4社が迂回献金か 小沢氏側へ1年に計1億円」というのだが、何度も書いているとおり、政治団体からの献金は認められている。政治団体から出されたカネを政治団体からの献金として処理することには、何の問題もない。西松建設から別に収賄があったというようなネタでもあるのならまだしも、問題にならないような話をいくら積み上げても問題になりえない。ゼロに何をかけてもゼロである。「新しい展開」はない。

 刑事事件というのは将棋でいうと「香車」のようなもので、相手側の陣地がどんなに強固に見えても筋道さえ通ればたった一つの駒でも王が取れる必殺の飛び道具である。しかし、残念ながら検察は「歩」しか持っていないようである。歩をまず置いて、その上にもっと強い駒をずらずら並べられるか、ずらずらとまで行かなくても、香車などの飛び道具を用意できるのであれば一気に王手も可能である。しかし、歩の前に歩しか打てないのであれば二歩にしかならない。こういうばかばかしいルール違反も国民が黙っていれば押し通せると思っているのかもしれない。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
前回、世襲について書くはずだったのにあまり関係のない話になってしまったが、今回は本題に入る。
 さて、私が好きだといった東MAX、確かに親が面白いから息子も面白いとは限らない、コメディアンは実力の世界である、と彼が言った話に戻る。彼のいうことは半分は当たりだと思う。ただ、コメディアンは実力と簡単にいえるだろうか。

世襲と七光りは違う
 たとえば竹下元総理の孫であることを売りにしている人がいる。もちろん彼は実力で勝負しようとしたのであって、最初からそれを利用しようとした恥知らずな人間ではないし、見た目もどこかかわいらしく、好印象でその上面白いとも思う。しかし、彼は実力で勝負してもおそらく一生テレビに出ることはなかった。チャンスの段階で雲泥の差がある。それだけではない。今も、どこかお茶目な笑顔が竹下元総理を思わせることが一切なく、おじいちゃんの話題を一切ネタにせず、果たして出続けることが出来るかどうかはわからない。おじいちゃんのおかげ、と正直に話す素直さは、本人だけのものかもしれないが、「おじいちゃんなしの素直な人間」が売れるかどうか。私は東八郎を知らず、純粋に東MAXを面白がっているため、彼については実力のある人だと思うが、コメディアンがすべてそう、ということはなさそうに思える。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 今回の西松建設、小沢公設秘書逮捕の一連の報道に接して思うことは、きっこのブログに書かれているとおり。パチンコ屋から出てきた自民党の議員は賭博罪でつかまらないが、民主党の議員は突然捕まる可能性がある、ということである。
 この問題を『ほかにもスピード違反している人がいるのにどうして自分だけ?』というのと同じだという見解があるらしいが、それは違う。スピード違反は、運悪く見つかればアウトであるし本人もそのことはわかっていて不公平だとごねているだけである。パチンコの例のように、標識と交通規則を守っているのにつかまるのとはわけが違う。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 昨日の「テレビってヤツは」の録画を友人から見せてもらった。テーマは世襲で、東八郎の息子(東MAX)と長嶋茂雄の息子(長島一茂)が出ていた。「親父が面白かったから子供が面白いというわけではない」と語り、芸人の世界は世襲というより実力の厳しい世界であると発言した東MAXは、私の好きな芸人だ。
 いきなり話はそれるが、彼を最初に見たのは「ガリベン」というクイズ番組で、番組の面白さもあったが、その番組中で彼の言ったことが気に入った。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 前回も書いたが、小選挙区制がいまの日本を悪くした。
 例えば、世論から完全に隔絶したところにいる麻生政権、こんな状態ならまず、次の選挙を恐れる自民党議員にもっと大きな動きがあって良いはずなのに、ごく一部をのぞいて動きが出ない。本来ならもっといろんな形で造反が起こり、解散総選挙になるか、そこまでいかなくても定額給付金のような国民の多くが反対する施策は引っ込めざるを得ないはずだ。しかし、間違っているとわかっていても動きが出ない。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 一体今の日本を悪くしたのは何か、という犯人探しがあちこちで行われている。サッカーや野球のように終わってしまったものについては、犯人探しなどいじめの様相をなすが、政治となると別である。日本がどちらへ向かうべきかを考える上で避けて通れない問題だからだ。
 ここでまた「テレビってヤツは」という番組の話から書いてしまうのだが、ゲスト出演していた鈴木宗雄さんは「小泉政治」としていた。もちろん答えとして合格点だが、それはヒトラーが悪かったというのと同じで、日本が二度と小泉政治のような間違いを起こさないためにどうしたらいいのか、というところまで考えた答えがほしい。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 政治に関連するテレビ番組というのは、言葉の汚さ、行儀の悪さなどいろいろ精神衛生に悪いから普通は見ないが、昨日の「テレビってヤツは!?」(毎日放送。東京ではTBS)では新成人に聞くというのがあったのでちょっと見た。
 バブルのころの新成人と比べて、借金してでもブランドのスーツとか車は外車、などという今から見ると信じられない話が紹介されたがそのほかに、終戦はいつだったか知ってますか、という質問を若者にぶつけるものがあって、「大正時代」「昭和53年」などの解答が出てきてスタジオは盛り上がっていた。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 私は基本的にコンビニというものを利用しないので、あまりその実態というものを考えたことがなかったが、「セブン−イレブンの正体」(古川琢也と週間金曜日取材班著)を読んでみて、明るいイメージと裏腹に、コンビニというのは実に困った存在だと感じた。

毎日弁当を36万食廃棄
 この本によると、毎日セブンイレブンだけでお弁当が36万食廃棄されている計算になるという。セブンイレブンの店舗が全コンビニの4分の1強であることからするとコンビニ業界だけで150万食近い弁当が捨てられることになる。食料自給率の低い日本でどうしてこんなことが生ずるのか、この廃棄には過剰仕入れでも儲かる会計の仕組みがあるという。
 普通なら売り上げから仕入原価(過剰仕入れ、廃棄分を含む)を差し引いて利益を計算するところ、セブンイレブン式の会計では、過剰仕入れ、廃棄がなかったかのようにして利益を計算し、そこからセブンイレブン本社にセブンイレブンチャージ(自前店舗を持つ加盟店の場合粗利の43%)を支払うらしい。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 オバマは就任したら高速道路を大規模に作り、整備していくという。友人とその話になったとき「それって、なんだかありふれてない?」。
 まあ、そういいたくなるのもわからないでもない。最初に道路網に着目したのは、おそらくヒトラーだろう。これがこんなに国力に貢献するものかと驚いたアイゼンハワーが戦後すぐに7万キロにも及ぶ高速道路網を作った。
 高速道路を作るという理念、今から70年前なら先進的、50年前なら平凡、今では平凡以下、というのが友人のいいたいことなのかもしれない。
 そのうえ日本では、高速道路というと無料になるはずだったのにいつまでも料金がバカ高く、だらだらと作り続けては「まだ費用の回収が終わってないので料金の徴収を続けます」・・・

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 どうも拉致問題というものがよくわからず、周りの人に聞いてみても、拉致はあったに違いない、とはいうものの、あの計算高い北朝鮮が何のためにやったのか、聞いてみたら誰も答えてくれない。
 日本語教師というのなら専門的な語学教師を雇ったほうがいいし、朝鮮総連の人に頼んだほうがはるかに簡単だと思うのだが、これらの疑問に答えられる人はいない。また、若い男性をも拉致しようと思えば、最低でも3人くらいの工作員が必要で、そんな人たちが、日本海側の海岸をうろちょろしていたとしたら、相当目立つだろうし、見つかって国際問題になる危険を冒してまで拉致を行うメリットはどこにあるのか、納得できる理由はないのか、というと、最後は「でも金正日が認めているじゃない」という話になる。不思議な話である。金正日なんてうそつきで信用できるわけがないという人が、この問題については金正日に全幅の信頼を寄せている。
 そう、確かに金正日が認めた。しかしそうなるといっそう奇妙だ。国家が謀略をやったとき、その国はまずそれを認めない。後になって、東京裁判のようなことでもあれば、実は関東軍の謀略であったというようなことが白日の下にさらされる。それでもその国は正面から認めることはまれであり、認めるということ自体、そもそも信用できない。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類

いわゆる「従軍慰安婦」に関する過去から現時点までの研究、女性戦犯法廷の経過も含めて極めてよくまとまった本だと思う。日本軍が日露戦争あたりからずっと慰安婦を管理してきた歴史や企業慰安婦についても明らかにされている。企業慰安婦の存在はこの本で初めて知った。
私は、従軍慰安婦問題がどういうきっかけで議論されるようになったのか、恥ずかしながらほとんど知らず、右翼のいうように、吉田清治という人が「朝鮮人慰安婦と日本人」、「私の戦争犯罪」などの本の中で自らが朝鮮人女性を強制連行した事実を告白したことから始まったと思っていた。ちなみに、右翼の話はお決まりのパターンで、「朝日新聞がそれに飛びついて尾ひれをつけて広めた」というおまけがつくのだが、実際は違うらしい。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
麻生さんは5代にわたる政治家の家系、本来ならばゆったりと教養を蓄え、サラブレッドとしてのゆとりを感じさせてもおかしくない生まれであるはずだが、現在の彼は貧相そのものである。何が彼をそういう姿に追い込んだのかはわからない。彼が保身に汲々としているせいもあるだろうが、彼をかついだ自民党員たちも同罪である。本当にあるのかどうか知らないが、宝くじに当たったら途端に親戚が集まってきて、そのお金がなくなったら手のひらを返したように去っていく、などと聞いたりすることがあるが、麻生につば吐く自民党員たちを見ているとそういうことも確かにありそうである。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
前回、麻生さんの発言について触れた。彼は、たらたら飲んで食って何もしない人間の分を自分が払っていると胸を張る。しかし、もし彼が支払ったという税金が、実質的には給料泥棒のような収入からだったら胸を張れるのだろうか。
つまり、日本政府はちゃんと仕事をしているのか、むしろない方がマシなのではないかということである。もしそうなら、彼は給料泥棒ではないか、という批判を受けなければならない。これに関連して、所得再分配について「政府介入で、貧困率はむしろ上昇」の、グラフがあったので掲げておく。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
麻生さんは、医療問題について「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」という発言をして波紋を呼んでいる。自分が病気になった途端にこういう人はいうことが変わるか、「今まで私が払った分で治療せよ、非常識な医者め」とでも言うかはわからないが、自民党の本音が聞けてなかなかいいのではないかと思う。

自分が健康だとそれ以外の人のことはわからない、想像もつかないという人は結構多い。私自身も本当に弱い立場の人の気持ちをわかっているのかと言われると自信がない。だから、首相に石を投げる資格のある人はいない、とまでいう気はないが、民主主義の世の中では一人一人がそうなりがちな気持ちと戦っていく勇気を持たないとなかなか社会はうまくいかない。一連の問題発言も、その多くは私たちの中にある、どす黒い部分を言い当てている側面があるから、いつまでも自民党のようなどす黒い固まりがべったりと国会に貼り付いているのだ。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
ハイビジョン特集  釈放�中国撫順・BC級戦犯の6年(仮)
BShi 11月30日(日) 午後7:00�8:50


==番組紹介のページより==

1950年7月、ソ連から中国に‘日本人BC級戦犯’969名が移管された。帰国を夢見ていた元日本兵たちにとって、新たな苦難の始まりだった。6年後、彼らは自らを戦犯と認め、裁判にのぞむ。しかし起訴は36名のみ。死刑は一人もいなかった。有罪とされた者も、その後全員釈放。BC級裁判の中で死刑を出さなかったのは中華人民共和国だけだった。
しかしそこに至るまで、元日本兵たちは、真綿で首を絞められるような扱いを受けた。シベリアとは比べものにならないほど待遇は良く、拷問は無かったが、罪状を自ら書かされ(認罪)、何度も書き直しを求められた。死刑の恐怖の中で、戦争中の自分の行為を見つめ直す。
一方、撫順戦犯管理所の中国人職員は、日本人の人格を尊重し暴力を禁止するよう命令されていた。肉親を殺された恨みを押し殺しながら、職員たちは日本人の思想改造につとめた。罪を犯した者、被害を受けた者が、戦犯管理所の「認罪」という極限状態の中で向き合う。精神に異常をきたす者も出る一方、自らの罪を認め、敵味方を越えた関係を築く者も現れた。
元戦犯たちと管理所職員の証言などによって、管理所の中で何が起き、なぜ中国側が死刑判決を回避したのかを明らかにしていく。

========================
靖国問題にも連なる話だが、日本の軍国主義者が諸悪の根源であり、日中の民衆はそれらから多大なる被害を被った被害者同士である、だからともに憎むべき相手を持つ友人である、という発想が中国側にあった。だから、戦没者を追悼するのは構わないがA級戦犯をまつってしまった神社に政府の役人が参拝するのは筋違いなんじゃないの、というのが中国側の主張ということになる。
靖国の問題については私は全く違う考えを持っているが、なんにしても中国のそういう発想がどこから出てきたのか、その一端がわかるかもしれない番組として期待したい。


| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
今ではあまり見なくなったが「押し売り」が来てしつこく脅すとしたら、そいつが売る品物を「ホンモノ」と思うだろうか、それとも「ニセモノ」だからここまで脅してでも買わせようとする、と思うだろうか。

塩谷文部科学相は18日、閣議後の定例会見で、君が代斉唱時に起立しなかった教職員が、神奈川県教育委員会によって氏名を収集されたことを条例違反として提訴した件について「(不起立者)リストをつくるということは指導監督をするうえで一般的な職場においてもありえる」と話したうえで、「国旗国歌のときに起立するのが国際的にも常識。(各地で指導の対応が違うならば)国として、何らかの指導をするかどうか、改めて実態を把握して考えていかなければならないかなと思う」と発言した。
 また、「起立する、という言葉は(学習)指導要領に書いていないが、そこは『起立して』と書かなければならんのか。立つのが常識と理解されていないならば、そういうこともしなければならないという気がする。私としては、座って国歌を歌うのは考えられないが、書かなければいけないかなという感じがした」と話した(asahi.com。18日)。


続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
ちょうど40年前に暗殺されたロバート=ケネディーが、40年後には黒人の大統領が現れるだろう、といっていたことは有名な話だが、人種差別と戦い続けた彼の夢がやっとかなった。ただ、ロバートは、今はこんなに人種的偏見が満ちているけれども、社会の進歩は速く、想像もつかないことが40年後には起こっている、という意味で言ったのであって、ここまでアメリカが傷ついて初めてかなう夢だとは思わなかっただろう。しかし、こういう夢は大いなる産みの苦しみがあって得られるものなのかもしれない。新しい大統領とともにアメリカが正気を取り戻してくれることを期待したい。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 政府の方針に従わず、中国大陸で戦線を勝手に拡大し、やらせテロまで演出して泥沼の侵略戦争に日本を引きずり込んだ旧日本軍。その軍人たちは敗戦後、どの面下げて人前にでられるのかと思うのだが、えらそうに自衛隊で教官をしていた者も多いという。もちろん、敗軍の将、兵を語らずという潔い旧軍人も多くいる中で、今風にいうと「鈍感力」の高い者ほど権力をふるうということなのかもしれない。
 そういうレベルの人間に教育された、その教え子たちのレベルも推して知るべしと言うところか。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 緊急経済対策として、麻生は2兆円規模の定額給付金を支出するという。一家族あたり6万円くらいになり、それが年末にはいることになるから嬉しいクリスマスプレゼントだ、とでも言いたいのだろう。但し麻生のポケットマネーから出るなら、の話だが。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 いきなり女性お笑い芸人のギャグみたいな題を付けてしまったが、今日は政治ではない。
 昨日(水曜日)、NHKのクローズアップ現代という番組がどうしたのかと思うくらい間抜けな内容だったので、ちょっと書きたくなった。今回は「クラウドコンピューティング」が問題にされていた。

 各パソコンのソフトウェアはもはや不要、インターネットの先にある巨大スーパーコンピュータが一元的に何もかも処理をする。中小企業などはそれを利用させてもらえば安くて高速、高機能な業務管理ができる、そしてそんなスーパーコンピュータがインターネットの先のどこにあるのかわからないような存在だから、まるで雲の上、またはそれ自体が雲のような存在という意味でクラウドコンピューティングという、と紹介されていた。

 大丈夫か、NHK。こんな、ただ昔のメインフレーム時代に、そしてパソコンが高価すぎて各人の机の上に置けず、マルチユーザーで使っていた時代のイメージに戻ってなんの意味があるのか、不思議で仕方がない。この番組を作った人は、コンピュータのことは何も理解していないのだろうか。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:江戸・明治維新
自民党の政治家に歴史認識を求めるなど、ないものねだりの典型だが、それでも問題にすべきことは放置すべきではない。
 逍遥録 −衒学城奇譚−さんのところで知ったのだが、麻生は所信表明演説の中で

続きを読む »

テーマ : 歴史 - ジャンル : 学問・文化・芸術

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
世界恐慌以来の危機かといわれる時期にあって総理大臣を引き受けた麻生、日本が今どうあるべきか、どう進むべきかの指針を示すべき所信表明演説を、民主党が財源を示していないだの、問題を政局化しようとしているだのというおよそ品位のない、おそらく憲政史上最大の汚点を残すような恥ずかしいものにしてしまった。
逆に、小沢は代表質問において質問と言うより、そして政権交代後の日本のビジョンを明確に示した点でこれもまた特筆すべきものだった。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
中山国交大臣の辞任または更迭は秒読みということなので、一応旬なうちにもうひとつだけ書いておきたい。前回、中山さんをただわめき散らすだけのオヤジ、と書いた。ただひとつ、愚かさしか感じない彼の発言の中に、街宣右翼がよく言うフレーズ、
「戦後民主主義教育で、個人主義は結構なことだが、自分さえよければよいという風潮が蔓延し、公というものを考えなくなった。だから愛国心教育や道徳教育が必要である、日教組はそれに反対しているがそれはおかしい」

というメッセージが含まれている。

続きを読む »

| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:未分類
 自民党というと街宣車から出てきて背広に着替えただけと言ってもいいような右翼政治家が多いが、25日、中山国土交通大臣は成田空港の反対運動はごね得、それは自分のことばかり考える戦後教育の弊害であり、日教組が悪いから・・・と、何ともお粗末で、悪いのはおまえの頭だろう、とでもつっこまれそうな発言をした。

続きを読む »

| BLOG TOP |

copyright © A Tree at Ease all rights reserved.Powered by FC2ブログ