最上の帽子は頭にのっていることを忘るるような帽子である。最上の政府は存在を忘るるような政府である。
----徳冨蘆花「謀反論」

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今ではあまり見なくなったが「押し売り」が来てしつこく脅すとしたら、そいつが売る品物を「ホンモノ」と思うだろうか、それとも「ニセモノ」だからここまで脅してでも買わせようとする、と思うだろうか。

塩谷文部科学相は18日、閣議後の定例会見で、君が代斉唱時に起立しなかった教職員が、神奈川県教育委員会によって氏名を収集されたことを条例違反として提訴した件について「(不起立者)リストをつくるということは指導監督をするうえで一般的な職場においてもありえる」と話したうえで、「国旗国歌のときに起立するのが国際的にも常識。(各地で指導の対応が違うならば)国として、何らかの指導をするかどうか、改めて実態を把握して考えていかなければならないかなと思う」と発言した。
 また、「起立する、という言葉は(学習)指導要領に書いていないが、そこは『起立して』と書かなければならんのか。立つのが常識と理解されていないならば、そういうこともしなければならないという気がする。私としては、座って国歌を歌うのは考えられないが、書かなければいけないかなという感じがした」と話した(asahi.com。18日)。


君が代斉唱を強制して、それに従わなかった者のリストを作るのは、一般的に指導監督のために作るリストとは性格が異なる。例えば、ある伝達事項を誰に伝えたか、伝えていなかったか、というリストを作るのと、思想信条に関わる情報を収集するのとでは意味が違うということである。そんなこともわからないのであれば、そもそも公務員失格である。理解した上で敢えて言っているのなら、街宣右翼合格ではあるが。
 国旗国歌の時に起立するのが国際的に常識でも、逆に入学式や卒業式でそのような歌を斉唱するのは非常識である。その前提が非常識であるのに、それに従うのが常識などと言ってみても無意味である。

このような強制では愛国心は育たない。ヨーロッパの人たちは一概に愛国心が強いが、どの国の人たちもそのような強制は受けていない。逆に強制を受けていた大日本帝国の軍人たちは、捕虜になると味方の軍事情報をぺらぺらしゃべってアメリカ兵を驚かせるほどであった。愛国心が強制されるとき、それはニセモノを売りつけられていると思った方がよい。
もし愛して欲しいのなら、狂牛病から国民を守るべきである。イラクで人質事件が起こったら、「政府は不眠不休で」自作自演かどうかを調べるために「頑張った」などと自己の保身に走らず、まず国民の命を守るべきである。「横田めぐみの遺骨はニセモノだ」などという低級なねつ造をして問題を混ぜっ返し、政治利用するのではなく、国民の命を守るべきである。
国民の命を守ろうとしない、今でも国民の困窮をよそに「政局より政策」などと言葉遊びだけをして、その実態は「政局より政争」に堕している、そんな国は強制しなければ愛してもらえない。しかしその愛は歴史が示すとおり、全くのニセモノである。政治家たちにとって国家とは私利私欲を満たす装置、それに服従する心が愛国心である。教育はそのためにあり、教育予算は彼らの私利私欲のためにある、その本音がよく現れた塩谷さんの発言、まあ解散後は是非無職になって頂きたい。

コメント

痛い話

基本的な疑問ですが、

君が代斉唱時に起立しない教職員に対し、文部科学省や教育委員会が問題にしている点は何なのでしょうか? 組織に対する忠誠心なのか、教育現場での教職員の規律なのか? 或いは、愛国心なのか?

さらに、「何が愛国心か」という別の問題もあります。 
ちなみに、彼等が起立しない理由は、「君が代」が国民の幸せではなくて天皇家の繁栄を謳っていることに対する抗議から来ているのでしょうか? 或いは、昭和天皇の戦争責任への反発なのか? もしそうだとすると、
起立しない教職員は、必ずしも愛国心が足りないとはいえません。


Luxemburg さんが言われるように、自然な愛国心は、強制されるものではありません。 一般的に、
やってみせ、言ってきかせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ (山本五十六の言葉だそうです。)
といった(使い古された感はありますが)「滅私奉公の精神」がなければ人の上に立って国を代表する人間は、信頼を得られないでしょう。


個人的な見解ですが、愛国心は国の共同体意識が基礎なので、社会で地域や人間のつながりが崩壊しつつある昨今においては、国を大切にしようとする当たり前の愛国心さえも難しくなってきていると考えます。 政治家や公務員はある意味、国民を代表する最も標準的(知的に陳腐で、凡庸の中の平均)な人達なのですから、彼等が堕落するのは当然でしょう。

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