最上の帽子は頭にのっていることを忘るるような帽子である。最上の政府は存在を忘るるような政府である。
----徳冨蘆花「謀反論」

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 自民党というと街宣車から出てきて背広に着替えただけと言ってもいいような右翼政治家が多いが、25日、中山国土交通大臣は成田空港の反対運動はごね得、それは自分のことばかり考える戦後教育の弊害であり、日教組が悪いから・・・と、何ともお粗末で、悪いのはおまえの頭だろう、とでもつっこまれそうな発言をした。

どこがごね得?
 まず、成田空港の反対運動は1960年代から始まっており、農民の大多数は戦後教育を受けていない。さらに、ごね得というが、得をしたいなら反対運動などしないでさっさと金をもらった方がよいはずで、むしろ弾圧を受け、その中で苦しみながら農業を続け、その後なくなった方も多くいらっしゃる。私だったら、ごね得どころか人生と土地を返せ、と思うだろう。一体彼らがどんな「ごね得」をしたのか、説明してもらいたいものである。
 次に、日教組が自分のことばかり考えるような風潮を蔓延させたというのは正反対である。むしろもっとも勢いのあった頃の日教組は、草の根的集団運動を組織させようとしていた(この点は滝山コミューン1974を読むと当時の雰囲気がよくわかる)のであり、それに対して弱者が連帯することを警戒し、個々に分断して個人主義的な方向に引っ張っていったのは政府の方である。
 もし戦後教育が悪くその責任が日教組にあるなら、日教組の組織率が下がってきた現在教育問題がなぜ噴出するのか、その答えが見つからない。
 続いて「日教組の強いところは学力が低い」。さらに、「私が(文部科学相時代に)全国学力テストを提唱したのは日教組の強いところは学力が低いと思ったから」とも発言した。
 実際には日教組の組織率が全国平均よりずっと高い秋田県は学力はトップである。瞬間的に論破されるような発言ならしない方がよい。さらに、そもそも個人的に日教組に恨みがあるのかどうかは知らないが、そんなことのために税金を使ったというのならそれ自体が問題である。
 これらの発言は、いったん誤解を招くとして撤回したが、27日またもや彼は日教組は日本の教育のガン、解体のために先頭に立つと怪気炎を上げた。この発言も右翼とかいう以前に愚かである。「いいぞ、もっと言え」と応援するはずの右翼も、ここまでレベルが低いと応援のしようがない(と思っていたら、そのレベルにちょうど合致するらしいどこかの知事が支持しているようだが・・・)。

何をねらっているのか
 このような低レベルの発言を新内閣の船出というこのタイミングでなぜしたのだろうか。
 支持率の低い麻生内閣、現状では解散総選挙に踏み出すのは怖い、そこで中山国交大臣は問題発言によって麻生内閣の支持率を一層下げ、もはや解散総選挙を戦えないという状況にしたかったのかもしれない。解散さえなくせば、後1ヶ月の命しかない大臣のクビがもう少し持つことになる。
 今回の発言は失言ではなく本音であろうが、本音にしてもあまりに幼稚である。ネット右翼でもここまでひどくない。本人もこのタイミングで、しかもこのアホさ加減の発言をすればどうなるかくらいわかっていてやったのであろう。もしそのもくろみ通りに進めば、ずるずると大臣を続けることはできる。

亡者たちの饗宴は続く
 しかし、そのあとはどうなる。内閣自体が1年も持たず、次の総裁に命運を託すことになる。残念ながら麻生の経済政策では何事も起きない。経済に対して政府の役割が何であるかという基本すら理解していないから、ほんとうのばらまきがおこるだけである。財政が悪化し、経済もぼろぼろになる。麻生では中国韓国からも歓迎されないし、日本は北朝鮮を巡る資源獲得からも中国市場への売り込みにも失敗し、もっと追い込まれる。もう次は誰か、という話にしかならない。
 いま救世主のように消費者の立場に立つかのような役回り、ちょうどロッキード事件後の「クリーン三木」のような立場にいるのは野田聖子さん。彼女で総選挙を迎えたい議員は多いのではないか。郵政民営化に反対した彼女を持ち上げること事態ずいぶんなご都合主義だが、亡者とはその程度の存在である。もう少し自民党は延命できるかもしれない・・・毎日南方で若い命を散らしながら、参謀本部は宴会三昧だったように今、他国の10倍の自殺、働き盛りの命を散らしながら権力の亡者たちの饗宴はまだまだ続く。

・・・と思っていたら、「辞任の方向」という報道が出てきた。裏読みのひとつでもしてやろうと思っていたのにこの中山大臣、読みが必要なほどの高級な人間ではなく、何も考えずにわめき散らす迷惑なオヤジだったというだけなのかもしれない。
コメント

麻生では戦えない

そのうち自民党の合言葉は麻生では戦えないになるのでしょうね。偽装総裁選は茶番劇以下で、これでは国民は騙せない。支持率の低さに選挙管理内閣なのに戦えない。私も任期満了前の野田聖子はあると思っています。
本当は、古賀は福田で粘って、野田で勝負をしたかったと思っています。中山大臣の自爆テロも、解散できない内閣が約束を守れないとの公明党への意思表示、森・麻生の遠隔操作だと思っています。タダの馬鹿では可哀そうかも?

解散先送り

scottiさまコメントありがとうございます。
この間の麻生の動きは一言で言ってみっともない。こんなかっこわるいリーダーじゃ選挙の顔にできないでしょうね。郵政民営化もほぼ失敗であったことは地方で見えてきていますから、野田聖子でもかっこはつきます。
 それにしても古賀さんがそんなことを思っているとは知りませんでした。何となく野田さんがマスコミに正義の味方のように出てくるのを見ればそれも納得です。
 だんだん解散なしの方向に引っ張ってきてますね。どこまで負けるかはわかりませんが、相当数議席が減るのは間違いないですから、そりゃあ怖いでしょうね。

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