最近テレビが面白くないらしく、巨人がそれなりに勝ち、さらに巨人戦の中継の回数を絞っているにもかかわらず、視聴率は史上最低らしい。サッカーも中田がいなくなってからすっかりというか、もとの不人気スポーツにもどりつつあるようで、文部科学省の天下りが賭場の胴元をやっているTOTOが時々話題になるけれど、天下りと賭博は振興されてもスポーツは振興できないらしい。
お金をかけないでそれなりに人気が出るのはお笑い番組かもしれないが、先日テレビをちょっと見たら、まあたくさんお笑いタレントがいること。当然あれだけの数がいるとなると、収穫逓減の法則が働いて、面白くないのに無理に笑わせるだけの、痛々しいものも多くて唖然とした。その上まあ、ポンポン人の頭をたたくたたく。「欧米か」といわれても「欧」と「米」はまったく違うだろ、とかいちいち気になる上に、あんなにたたいて網膜は大丈夫かなんて思うと見ていられない。テレビ局は今、"あるある"のヤラセだけでなく、本当に無理をして番組を作っている痛々しい時代を迎えているのだとつくづく思った。
ヤラセといえば、年金問題について責任の徹底解明と、第三者機関による"救済"が約束されたが、水戸黄門の視聴者がみな予想するように、悪者は"社会保険庁の悪しき労働慣行"ということになった。だから解体しましょう、何もかもうやむやにして。
さらに、第三者機関が救済するという。今度は大岡越前か。三方一両損の三方が"税金を払う国民""年金を受け取れない国民""人権を侵害される社会保険庁職員という国民"でなければよいのだが。
第三者機関は
以前からあったのに、きちんと仕事をしていなかったにすぎない。というのは、めんどくさいから領収書がなければ証拠じゃないというルールを勝手に決め、門前払いをしておいて、別の証拠でもよいという当たり前の出発点にたっただけのことである。今まで週に1,2回、数時間しか仕事しない第三者機関の委員長に年俸1800万円払ってきたことのほうが問題である。
ただ、今審査請求している人はとにかくラッキーである。今まで認められなかったような人がまず15人、年金受給資格を確認されたという。宣伝のため、開店直後のレストランの窓際でおいしそうに食べてくれれば高級料理をただで食べさせてあげる、という調子だろう。検査のときだけいい肉を出してみせる会社もあったが大体この国はこんなものである。
今、第三者機関が当たり前の基準で審査している、と言ったんだから不当な大盤振る舞いではないんじゃないのかって?第三者機関というのは以前もあった。基本的には同じ仕事をしている。今回認められた理由は何か、それは国民が騒ぐから、選挙が近いからである。選挙の結果によってはまたいつでも逆戻りする。彼らには当たり前の基準などなく、うるさいから不本意ながら捻じ曲げてやっているだけなのだ。
お茶の間で見るヤラセではなく国家の茶番劇。笑いたくても笑えない。
国民が本当にうるさければ、茶番劇の出演者たちにとって、舞台は暗転することになる。
単純な善悪論で年金や医療保険を完全自由化・完全民営化の流れに乗せたら、大変だとおもいます……民営化=善ではないということをどうやって表現すればいいのでしょうか
なんだか悩んでしまいます
コメントの投稿