最上の帽子は頭にのっていることを忘るるような帽子である。最上の政府は存在を忘るるような政府である。
----徳冨蘆花「謀反論」

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 拉致問題が進展しないとされる日本とは異なり、鮮やかに人質問題を解決して見せたアメリカのオバマ政権。前大統領のブッシュが行くのではなく同じ民主党のクリントン元大統領が行くというあたり、政権への浮揚効果も高い。強硬派にも配慮し、あくまでも民間人が行って交渉したんだ、と発表する念の入れよう。

 その上解放された人の会見がどこまで計算されたものなのかはわからないが、とにかく心憎い。
 曰く、いつ収容所に送られるかとびくびくしていたら、こっちに来いといわれ、扉を開けたとき、そこにいたのはクリントン元大統領だった・・・すばらしいドラマ仕立てで、そのとき人質の記者たちに見えたクリントンの姿と、日本の政治家とを重ね合わせるとその落差にため息が出てくる。
 小泉・ブッシュ時代の前の総理といえば森ですか。ドアを開けてそこに森がいたら、「あ、やっぱりこいつもグルだったのか」というドラマにしかならないだろう。これではまるで安いVシネマだ。  もちろん、クリントンは在任中北朝鮮との対話を進め、問題解決の一歩手前まで話を持っていった人物であり、ブッシュの人気が低落し、嫌われ者だったとか共和党だからクリントンになったというわけではないだろう。それにしても鮮やか、そして日本との落差をまざまざと見せ付けられたという印象を持つのは当然だ。

◇ 拉致問題も自民党でなければ解決できた
 しかし、実はアメリカの外交が特別鮮やかなのではないと私は思う。というのは拉致問題においても小泉の前の森政権において、拉致被害者たちが第三国で発見されたというストーリーで解放するという北朝鮮からの非公式打診があり、それに応じて森元首相が第三国発見案をブレアにペラペラしゃべり、話がおじゃんになっただけで、拉致問題も人質問題も、北朝鮮側から解決したいとのオファーがあった点は同じである。戦争中の敵同士でも水面下ではどのあたりで手を打つという交渉は行われるのであり、表向きは憎々しげに相手をののしっていても、水面下の取引はきちんとするのが外交というものだ。
 しかし、日本はそのチャンスを生かすことができなかった。ブレアにペラペラしゃべっておじゃんになったという話がまことしやかに言われるが、確かに森は自分が拉致問題を解決したという手柄を取れそうになってうれしくなり、ついついしゃべってしまったのかもしれない。しかし、ブレアだってバカじゃない。そんな自国の利害に影響しない話を「森から聞いたんだけどさぁ」なんて吹聴して回るわけはない。仮に会談でほかの者が聞いていたとしても、話をその範囲で止めることは十分可能である。
 ということは、拉致問題を解決せず、政治問題化して、被害者の人権を踏みつけてでも党利党略に利用しようとする自民党の意向が働いていたから長期化し、問題が複雑になったというのが真相だろう。その効果は抜群だった、拉致被害者を先頭に立てて土井たか子の落選運動をやるなど、当時の野党の本丸を攻略するために存分に利用できた。自民党の党利党略のために支払われた金もあるという(過去記事)。

◇ 自民党は保守ではない
 多くの人が、自民党と民主党、両方とも保守なんだから大同小異であるなどという。しかし、残念ながら自民党は保守ではなく、保守の皮をかぶった寄生虫に過ぎない。
 私は、何とか主義にしたいなどと立派な理念を掲げているわけではない。将来的にそういうことについて考えることがあるかもしれないが、とりあえずは目の前の病気と戦っているような段階で、それだけで手一杯である。
 だから泥棒やスリは追い出したいが、「保守」政治ならそれでかまわないのである。実際、日本の伝統を守ることはすばらしい。私などは江戸時代の日本のすばらしさを何度となく書いてきて、筋金入りの保守である。むしろ、西松建設から金をもらい、二階道路などと言われるような公共事業を引っ張ってきている自民党のほうが日本の国土と自然を食い物にする寄生虫であって、保守的な私からは許せない行為といえる。

 いまマスコミでは、民主と自民のマニフェストを比較して採点したりする話が流されているが、それは自民党が一定の理念をもった保守党であれば、という前提がなければならない。何の理念も方向性もなく、地位にしがみつくためにどんなばら撒きでもする寄生虫がいくら表面を塗りたくってもその中身は変わらない。マスコミもほかにやることがないとはいえ、このようなばかばかしい話に付き合う必要は一切ない。
コメント

北朝鮮バッシング

つい最近のテレビ対話放送で、発言内容が本当かどうかわかりませんが、
放送でははっきりと、自民党よりで政府に近い情報通の解説者田原総一朗が『外務省のナンバー2か3に直接聞いた話だが』との触れ込みで、
『実はアメリカは2007年1月ベルリンでの北朝鮮外務次官とヒル外務次官補との会談の結果、米朝和解で合意に達している。それで、日本に対しては1年間の猶予を与えて拉致問題を解決するようにと指示されたが日本政府は何もやらなかった。』
『それでアメリカは日本に呆れ帰っている』と発言しています。
それ以外にも横田恵さんニセDNA鑑定で日本政府が偽装して北朝鮮を嵌めた事もはっきりと断定し、『アメリカは日本政府に対して、まともに相手に出来ないと呆れ返っている』と評論している。
確かに4月の首脳会談でのオバマの麻生に対する態度(ホワイトtハウスの写真)には今までにない、明らかな蔑視と嫌悪感がにじみ出ています。
この時の写真を点検すると、何と、何時も様に右エリに救う会の青バッジを付けて日米会談に臨んでいます。
そういえば一番新しい新聞一面を使った自民党の宣伝でも麻生は青バッジを付けている。
落語の花色木綿ではないが、一度上手く行ったからと言って毎回毎回北朝鮮で全ての問題が上手く行く筈がない。
何処を切っても同じという、この金太郎飴状態の外交姿勢や政治感覚では救い様がありません。

自民=寄生虫、同感デス

"残念ながら自民党は保守ではなく、保守の皮をかぶった寄生虫に過ぎない" ← まったく同感です。この点を指摘できない(あえてしない)メディアも堕落しています。

やはり政権担当能力なし

逝きし世の面影さま、コメントありがとうございます。
 アメリカはもはや日本の外交能力を見限っているということでしょうか。11月に訪日するというのは、政権交代をにらんでいるということなのでしょうね。早く政権交代しないと日本は何も進まないということになりそうです。
 蓮池透さんももはや日本政府にはあきれ返っているようで、北朝鮮を4回もだましているようでは解決するものも解決しないということなのでしょう。
 何もわからない麻生は、救う会のバッジをつけて、相変わらず政治利用と自己の延命を図るとは本当に卑小な人間です。

難しいことを言っていない

toxandriaさまコメントありがとうございます。
 何か言うと左翼だとか、主義とかを持ち出す人もいますが、戦前も「日本は負ける」といえばそれだけで、何かの思想に基づいているとみなされました。そんな難しい話ではなく、ただ冷静なだけです。
 冷静に見ればやっぱり自民党は寄生虫に見えてくる、なんだか本当に恐ろしい国です。

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