最上の帽子は頭にのっていることを忘るるような帽子である。最上の政府は存在を忘るるような政府である。
----徳冨蘆花「謀反論」

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 昨日の「テレビってヤツは」の録画を友人から見せてもらった。テーマは世襲で、東八郎の息子(東MAX)と長嶋茂雄の息子(長島一茂)が出ていた。「親父が面白かったから子供が面白いというわけではない」と語り、芸人の世界は世襲というより実力の厳しい世界であると発言した東MAXは、私の好きな芸人だ。
 いきなり話はそれるが、彼を最初に見たのは「ガリベン」というクイズ番組で、番組の面白さもあったが、その番組中で彼の言ったことが気に入った。
 「ガリベン」は、最近こそ昭和の歌謡史など、つまらないテーマで、私からすると面白くなくなったが、以前は歴史などのテーマについて、本を数冊渡された出演者が、それを2週間でガリベンしてくるというものだった。各芸能人がそれぞれの勉強法で、ノートやカードを作ったりテープにして録音したりして、そのガリベンの成果を競う。その勉強の過程も紹介される。耳からも入ってきたほうがよい、と録音して繰り返し聞く人がいるかと思えば、やっぱり最後はこの単語カードですよ、などと言う人もいる。ハイテク、ローテクが交錯する中で必死の努力を続ける場面が放送される。
 いよいよ本番。問題が出されると「それ、その聞き方をされるだろうと思ってまとめてたんです」とか「まさかそっちとは」というふうに、一喜一憂する。テストの度に感じたあの感覚、誰でも少しは身に覚えがあるから面白かった。
 たとえば幕末というテーマだったら、坂本竜馬の問題が多いだろう、その中でも竜馬の新婚旅行なんか狙われるんじゃないか、など予想しながら勉強する。あるとき、ヤマがあたった東MAXは「このクイズは問題を選択するスタッフと僕との戦いですよ」と話していた。それそれ。彼が学校秀才だったかどうか知らないが、それは親が子供に望む姿そのもの。世に子供に見せたい番組、見せたくない番組というのがあるらしいが、勉強はああやってするものなのよ、と教えてくれる番組はあれくらいのものだった。
 さらに話がそれるが、それと同じことを感じたのは、むかしドレミファドンという曲のイントロから曲名を当てる番組で政治家特集をやったときだ。若い菅直人と江田五月が社民連代表として出てきて、出題された各政党の党歌をイントロだけで次々当てて行った。驚く司会者に菅直人が、「江田さんから『これが出るはずだから繰り返し聴け』と各政党の党歌の冒頭を録音したテープを渡され、しょうがなく繰り返して聴いた」ら、ほかの政治家たちがポカンとする中を二人で次々答えられた、という。たかがゲームごときで大げさかもしれないが、政治家もいろいろいて、ポカンとしていても世襲で永田町の住人をやっている者もいれば、一つ一つの問題を見据え、何がポイントかを考えながら解決してきたからここにいる、という人間もいることがわかる番組だった。
 いまや、総理大臣など親からすると「勉強しないとあんなに恥ずかしい人間になるのよ」という反面教師くらいにしかならない時代だが、政治家はみな同じでもなければ、政治は誰がやっても同じ、でもない。テレビ番組と同じでちゃんと選べばそれはそれでいいものは散見される。
 それにしても「ガリベン」、おそらく視聴者のツボと私のツボは、ずれているのだろう、そういう趣向の番組ではなくなってしまい、今となっては司会者の中にいる前田有紀さんを見る楽しみくらいしかなくなったのが残念だ。
 で、話を本筋に戻したいけど、長くなったから、本来書こうと思っていた世襲の話は匂わせただけで終わってしまった。次回に続く
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『声』欄から庶民の実態感覚が聞こえる


 先への見透しが利かない金融不況・失業・倒産は、出口として人手不足の農業や介護に求める風潮がある。 事実、私自身、そのような体験がないだけにこの風潮に流されてきた。 しかし、その実態を知る人たちのうめきを聞くことから始めなければならない。 その第一歩が朝



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