中教審が、教員になるには大卒では足りず、大学院2年修了(修士)レベルが必要であると答申した。いじめや不登校などの対処には修士でないとダメだということらしい。
しかし、本当に教員の学歴の問題だろうか。修士まで持っている教員というのはもちろんいるわけだが、その先生のもとではいじめや不登校が少ないという何らかの根拠でもあるのだろうか。思いつきで「今の教育が悪いのはこれこれが原因だ」などと決めつけ、教員志望の学生に仮にあと2年学校に通ってもらうとすれば、いっそう費用と手間がかかることになって、法科大学院と同じでお金持ちの坊ちゃんお嬢ちゃんしか先生になれない事態を招かないか。
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