内閣は、沖縄基地問題を従来の合意から一歩踏み出して、県外や国外移設も含めて再度アメリカ側と協議することにしたようである。米軍は侵略基地として日本が場所を提供したいと言うからいただけ、というのが本当のところで、最近は日本を守ってくれている、などとおめでたいことをいう人が少なくなったため、従来の市兵衛合意の前提が揺らぎつつある。
それとともに中国との距離も縮まりつつあり、習近平国家副主席と天皇の会談もまさにその表れということになるだろう。もちろん右翼は面白くないらしく、天皇との会談設定は、天皇の政治利用であるという。
天皇の政治利用というのは、オリンピックの総会に皇太子がいってアピールせよ、などというようなことを言うのである。
さらに天皇を軽視するともいうが、天皇軽視とは総理大臣になるかどうかもまだ未確定の段階で「陛下の予定を空けておけ」などと指示するようなことを言うのである。
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