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最上の帽子は頭にのっていることを忘るるような帽子である。最上の政府は存在を忘るるような政府である。
----徳冨蘆花「謀反論」

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Luxemburg

Author:Luxemburg
ときどき生存確認程度に記事を書いてます。体も心も生きてます。


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Under the Sun、護憲派アマゾネス軍団
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 長雨の中、長屋の住人たちは退屈そうに世間話。その上、どうもその話自体、景気がよくない。

熊  :ご隠居、最近は野菜が高くなってなんだか生活も不安でやんすね。

お春 :食べ物の不安は感じたくないわね。だいたい、おかしいわよ。日本なんて気候条件がヨーロッパの先進国と比べてもいいほうなのにどうして自分の国でちゃんと食料が作れないの?

ご隠居:確かに、食料自給率は年々低下しているな。去年だけに関しては1%上昇したが、これは輸入食材に不安を感じて無理してでも国内産の農産物を買おうとしているのであって、日本の農業が復活したと見るのはちょっと早計じゃろう。抜本的に状況を改善する施策が必要じゃな。

お春 :食料自給率が100%を超えているEUなどはどうしているのかしら。

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DATE: CATEGORY:未分類
 子供の成績が悪いから家庭教師を雇うとしよう。過度の期待はしないとしても、高い金を支払うんだから多少なりとも成績は上がるだろう、くらいのことは思う。では、却って成績が下がったらどうするか、もちろんすぐに辞めてもらうだろう。
 ところが奇怪なことがあるもので、存在することによってかえって国を悪くする自民党政府は、クビになることもなくいつまでも居座っている。つまり、日本にこびりついているわけだから、寄生虫というしかないのではないか。私はいつも、自民党は保守などというご立派な理念を持った政党なのではなく、寄生虫であると書くのだが、なんら大げさな表現ではない。下のグラフを見ていただければそれは一目瞭然である(もとのグラフはOECDのページへ)。

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DATE: CATEGORY:未分類
 拉致問題が進展しないとされる日本とは異なり、鮮やかに人質問題を解決して見せたアメリカのオバマ政権。前大統領のブッシュが行くのではなく同じ民主党のクリントン元大統領が行くというあたり、政権への浮揚効果も高い。強硬派にも配慮し、あくまでも民間人が行って交渉したんだ、と発表する念の入れよう。

 その上解放された人の会見がどこまで計算されたものなのかはわからないが、とにかく心憎い。
 曰く、いつ収容所に送られるかとびくびくしていたら、こっちに来いといわれ、扉を開けたとき、そこにいたのはクリントン元大統領だった・・・すばらしいドラマ仕立てで、そのとき人質の記者たちに見えたクリントンの姿と、日本の政治家とを重ね合わせるとその落差にため息が出てくる。
 小泉・ブッシュ時代の前の総理といえば森ですか。ドアを開けてそこに森がいたら、「あ、やっぱりこいつもグルだったのか」というドラマにしかならないだろう。これではまるで安いVシネマだ。

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