最上の帽子は頭にのっていることを忘るるような帽子である。最上の政府は存在を忘るるような政府である。
----徳冨蘆花「謀反論」

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Author:Luxemburg
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DATE: CATEGORY:江戸・明治維新
 前回まで、江戸時代の民主主義について述べてきた。
 その市民社会を破壊した明治維新について「持丸長者--幕末・維新編」広瀬隆著をもとに考えてみたい。
「持丸長者」の「持丸」とは、丸=カネ をもつということである。昔の言い方をそのまま使ったものらしい。長者番付に見る変遷から世の中の動きを見ていこうというもので、明治時代に三井などが入っているのは当たり前として、何の生産手段ももたないはずの「山県有朋」「井上馨」らが番付に入っているのはなぜなんだ、彼らは国のために働いた清廉な政治家ではなかったのか、というような問題意識から明治維新を見ていくとよくわかる、壮大な歴史ドラマとなっている。
 広瀬隆さんというとどうしても、ユダヤとかの話について行けなくて苦手、という人が多いとは思うが、この本に関しては、そういう話がないので、わかりやすく楽しく読める。通貨の話の部分だけを取って読んでもなかなか面白い読み物だ。

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テーマ : 歴史 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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DATE: CATEGORY:江戸・明治維新
 前回、百姓たちの民主主義、経済的自由、豊かさについて述べた。この民主主義についてもう少し書いていく。
 なお、当たり前のことだが、江戸時代は地域、藩によって千差万別であり、全体として幕府直轄領はのんびり、ほかにも加賀藩や会津藩など、善政で知られた藩がある一方で、薩摩藩、長州藩などのようにどちらかというと悪政の藩もある。全体としてどっちが多かったのかはわからないが、私が書いているような民主主義がかなりひろく成立した時代であるというだけでも、江戸時代に対する見方は変わるのではないかと思う。

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DATE: CATEGORY:江戸・明治維新
 先日、渡辺京二著の「逝きし世の面影」について書いたが、そんなにすばらしい江戸時代の社会がどうやって形成されたのか、そのヒントを提供してくれる一冊である「百姓たちの江戸時代」田中圭一著:ちくま新書について書くことにする。
 江戸時代というと、御触書だの諸法度だのという幕府側の記録は多いが、それは建前でしかなくて、現実の人々の生活がわからない、そこで、著者は主に新潟・佐渡の農民の生活を、村に残った古い文書などから描いていく。

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 イージス駆逐艦「あたご」と漁船の衝突事故、まだわからないことが多い(というか、乗員の供述は不自然で何かを隠しているのかもしれない)ため、今の時点でいえることはそう多くない。

 ただ、今回改めて思ったのは、多くの漁業関係者がいうことだが、自衛隊は「そこをどけとばかりにつっこんでくる」という、それを裏付けた形になったということである。

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 米兵による少女暴行事件。再発防止、運用改善なんていうけど、聞き飽きたと思っている人が多いのではないだろうか。今は、いかにも対策を講ずるようなことを言っていて、はやくほとぼりが冷めてくれないか、と時間稼ぎをしているように思うのは私だけではないだろう。
 米軍がいるから日本は守られているんだ、という人もいるだろう。しかし、その犠牲を狭い沖縄に集中させておいてそういうことを言うのは、自分が安全なところにいて断固テロと戦う、と言っているどこかの大統領に似ている。自分が当事者になったら、例えばアメリカが徴兵制で、大統領や議員の息子がイラクに行くかもしれない、それでもイラク戦争をやるというなら本物である。自分が当事者になって初めてまともな判断ができる。

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 ちょっと今日は箇条書き程度ということで。なお都々逸なし。麗子お嬢様とばあやの会話にまとめなおす可能性有り。

Q:米軍のおかげで日本は安全といえるのではないですか

A:いいえ、米軍は自分の軍を展開させるために、日本を利用しているだけで、日本を守っているわけではありません。ベトナム、アフガニスタン、イラクへと侵略するときに足がかりとして日本の基地を使っただけです。


Q:でも日本を守ってくれているのでは?

A:どの国の攻撃から守るのでしょうか。日本に攻めてくる国はありません。


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 先日ふと手に取った。チカンの指をねじり上げれば女性でも撃退できる、みたいな話かなと思っていたら、全然違った。暴力の心理、特に加害者側について述べた本。著者は精神科医でもカウンセラーでもなく、もと傭兵。彼自身が暴力の極みである戦争を経験しているだけに、内容は新鮮だった。
 一言でいうと、なぜ人が暴力にとりつかれるかを知れば、ある程度暴力が防げる、こういう内容である。

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 中央と地方の格差、難しい問題のようで、実際には大して難しくない。バランスの取れた国土にするには、農業を振興すればいいだけのことである。その方法も難しくない。EUで当たり前のように行われている農家への直接補償をするだけである(以前の記事)。
 財源は簡単に見つかる。前にも書いたとおり、日本の道路予算は12兆、イギリスは1兆以下である。国土の比率を考えても、日本は1兆5千億程度の道路予算(現在の8分の1)でよい。もちろん、ガソリン暫定税率は余裕で廃止できる。その上で2兆円ほど農業の補助に回す。食糧自給率は上がるどころかほぼ100%になる。地方の過疎化は止まる。人がバランスよく地方で暮らすようになれば、都心のラッシュも渋滞も緩和される。日本全体が暮らしやすくなる。東京一極集中より安全保障面でもよくなる。
 食料は地産地消となる。顔が見える地域の関係で供給される食糧の安全、安心感が得られるようになる。

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 罪刑法定主義とは、どんなに不道徳で気にくわない行為であっても、あらかじめ法律で犯罪と刑罰が決められていなければ犯罪とされないし、処罰もできない、という原則である。
 だから、行為のあとでそれを処罰する法律を作り、さかのぼって処罰するのは許されない(事後法の禁止)。
 また、「馬を殴ったら懲役一年」という法律をロバを殴った人に適用することもできない(類推解釈の禁止。但しシマウマは微妙か)。
 ほかには、「馬をなぐると懲役に処する」。これもだめである。懲役といったって何年かまったくわからず、これでは法律で犯罪と刑罰を定めたことにならないからだ(絶対的不定期刑の禁止)。

またアホなこと言いだしやがって、といわず、もうちょっとで私の主張が出て参りますんで・・・

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 本当は、結構興味深い本を見つけたのでそれについて書こうと思っていたのだが、私の前の記事に対する批判のトラックバックがあり、しかも「リベラルがこんなことをやっていたら誰が日本を立て直すのか?」という志のもと、3つも私のために記事を書いてくださったようなので、全くお答えしないのも無責任だろうと思い、一度だけ書かせていただくことにした。

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