東京都水道局が、4月6日の水質検査の
結果を公表(PDF)している。もちろんこのこと自体はよいことであり、それを見た人は、ヨウ素、セシウムともに「未検出」とあるのをみて、安心するだろう。「未検出」といわれれば「測定限界以下」と思う人も多いはずだ。ところが、不検出とは、測れないという意味ではないらしい。20ベクレル/kg以下のことである、と書いている。
それ以下の数字はどうなっているのか。3月17日の結果を
見るとまったく違うことが書かれている。このときには0.3ベクレルなどの数字を並べ、WHOの基準である0.5または1ベクレルに達しないと胸を張っている。0.3などもちゃんと測れるのである。
一応下に東京都水道局のウェブページ(3月17日)を貼っておいた。

ではなぜ、いま正しく数字を出さないのか。10や20の数字を出すと、必要以上に恐れる人が現れ、風評被害が広がるとでもいいたいのかもしれない。しかし、このような数字の操作をすればするほど不安になる。20以下が未検出といわれると、私は、20ベクレル近くの数字が出ていると「邪推」させていただいている。そしてそれはWHOの基準の20倍から40倍もの数字である。
東京都は測定した正しい数字を公表せよ。この期に及んで愚民政策はもう勘弁願いたい。
(4/18追記)
願いが叶ったのか、東京都水道局は4月15日から測定した数値を発表するようになった。