最上の帽子は頭にのっていることを忘るるような帽子である。最上の政府は存在を忘るるような政府である。
----徳冨蘆花「謀反論」

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Author:Luxemburg
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 最新の世論調査(2009年6月13,14日。共同通信)で麻生内閣の支持率は17.5%にまで一気に8.7%下落、自民党支持率も19.8%まで下がった。自民党の支持率は調査開始以来最低という。
 しかし、それでも2割もの人が自民党を支持するというのはどうも解せない。たとえば、いま問題になっている日本郵政の西川続投問題で、小泉改革を否定するか肯定するか、という話がでているが、小泉人気がいまだにどこかに残っていると言うことだろう。
 麻生はだめだと思っている人でも、小泉さんならリーダーシップがあった、今でも小泉が一番首相にふさわしいと思っている人がいるようである。それがほとんどゾンビと化している小泉、もはや終わっている自民党の支持につながっている気がする。

 最近、「郵政民営化を問う国民投票」と小泉が問題設定した2005年の衆議院選挙について、もしそうならあの選挙では反対派のほうが多かった、国民投票なら負けていると見なければならない、と発言するコメンテーターも散見するようになった。郵政民営化をはじめとする「改革」はなんら正統性を有していない。

 にもかかわらずいまだにだまされたまま小泉にリーダーシップがあったなどと思っている人には、実際に小泉改革の間に何が起こったか、もう一度考えてほしいと思う。

 そこで、小泉「改革」の間に日本がどうなったのか、いくつかの側面から考えてみたい。

 まず、一つの指標として国民一人当たりのGDPを考えてみる。2000年時点のトップ30位の国々がその後どう変化したか、ということである。すると下のようになる。

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 民主党は地デジ中止を公約にしてもらいたい。もちろんアナログがよいと主張しているわけではない。時代遅れの地上波をやめようといっているだけで、ケーブルかCSデジタルにすればよい。
 今まで地上波では「電波は有限」であるとして、少数の放送局だけに免許を与え、新たな参入を事実上阻んできた。だから大手の放送局は権益を独占でき、従業員の給料も高い。結果、その地位を捨ててまで正しいことを言おうとは思わないのも道理で、権益を守ってくれる政権党の批判はできない。今回の小沢批判などを見ていても、政権党のためマスコミが総動員されているのがよくわかる。以前からテレビ視聴時間が長い人ほど小泉支持という話があったが、朝から晩まで洗脳一色になってしまうのはやはり制度が悪いというしかないだろう。

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 最近テレビを見ると麻生がCMに出て、豚インフルエンザに冷静な対処を、と呼びかけている。各番組ごとに出ているようなので、相当な費用がかかっているだろう。冷静な対処をしていないのは自分たちではないのか。最初から効果が疑わしい「水際作戦」をここまで物々しく、仰々しくやって見せる。一体いくらかかるのかわからないが、効果があろうとなかろうと派手なパフォーマンスにはなる。そして、別に医学的な知識を持っているわけでもなく原稿を読上げるだけのくせに何度も出てくるマスゾエ。お金をばら撒きながら、およそ冷静とは程遠い騒ぎにしてしまっているのが自分たちである。横浜市に向かって開港記念行事の再考を求める行為のどこを切ったら「冷静」という言葉が出てくるのか。

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 今回の小沢辞任を受けて一番喜んでいるのはもちろん自民党。この間まで民主党の自浄作用がどうこうといっていたくせに、辞めたとたんに「なんで辞めるんだ」。
 野党は何でも反対するなどと批判する人がいるが、与党はどうなのか。そもそも野党は与党の方針に賛成しない人が一票に託して議席を与えたものだから、与党の提案に反対するのがその仕事といってもいい。反対しなければむしろ有権者を裏切ることになる。しかし今回の小沢辞任劇における与党はまさしく反対のための反対である。信念も品位も、そのかけらすらない。

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 国際問題を考えるとき、イラクとかソ連とか北朝鮮とかを入れるとそのイメージに引っ張られてしまう。だからラッセルが言うとおり、北朝鮮という具体的な国名を入れずに、抽象的に考えてみたい。

 一般的に国力のない国がミサイルを持つのはどういうときだろうか。

 私が思うに、というより一般的にそういわれているが、国力のない国がミサイルを持つのは、その国が、大国から侵略を受ける恐れを感じているときである。

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 小沢のやったことがどうも犯罪になりそうになく、ほかにも何も出てこないとなると、何もない以上しょうがない、とにかく「怪しい」というイメージだけを振りまくためか「小沢は金権政治家」という話になってきている。何でこんなに金があるんだ、というようなことらしいが、私はそういうねたみ根性で政治を考えたことはない。そういう私的な感情のはけ口として政治を考えると国の方向性を間違えるのではないか。

 大正デモクラシーを背景として政党政治が出てきたとき、政治家を追い落とすために言われたのが「金権政治家」だった。政治家は汚く、軍部や官僚は清潔で国のために滅私奉公をしている、という構図を作り、結局民主主義政治を破壊してきた。実際には軍部こそ金に最も汚い世界であり、日清日露戦争あたりではイギリスから軍艦を買うとき2、3割高く買い、差額をポケットに入れていた。海軍が金まみれだったので、陸軍は中国でアヘンを栽培させ、中国で売りさばいて裏金を作っていた。大東亜共栄圏などまったくのうそ、占領地域を文化的にも民族的にも破壊し尽くすものであったことから、中国人の不屈の抵抗を呼び、戦争は泥沼にはまっていった。海軍は海軍で、アメリカと戦えないなら予算をつける意味はない、といわれて自分たちの利権ほしさに戦争に反対できなかった。

 何のことはない、金権政治家を批判した軍部が日本を破滅に導いた。金権政治家、またこの言葉にだまされて国の方向性を間違えそうである。

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私は一都民として東京オリンピック開催に反対します!

理由

1. 一度やった
 1964年に東京オリンピックをやったとき、新幹線やスポーツ施設など、東京を中心にめざましい発展を見せました。こういう効果があるなら、ほかの都市で開催すべきです。特に地方の過疎化、東京への一極集中が問題になっているときにそれに拍車をかけるのは国土の調和的発展にとってマイナスです。東京はすでに過密化し、治安も急速に悪化しています。観客や選手だけでなく警察官であふれたオリンピックになってしまいます。2020年を目標に日本のほかの都市(四国、九州、鳥取あたりなど)で開催することを目指すほうがはるかによいでしょう。

2. ヒトラーオリンピック?
 オリンピック招致に積極的な石原都知事は、北京オリンピックをヒトラーのオリンピックと同じとし、ボイコットを呼びかけた人物です。オリンピックをボイコットしようなどという人間が招致を進めること自体矛盾しています。
 ボイコットは過去において政治的に利用され、多くの選手を落胆させました。政治を理由にボイコットを唱導するような人が招致するオリンピックは、そもそもオリンピックの精神に反します。
 さらにご本人は東京オリンピックについて「日本ここにあり」などを掛け声とし、まさに国威発揚を目的としています。むしろこちらのほうがよほどヒトラーのオリンピックです。政治的にゆがんだオリンピックになるのは日本にとってもかえってマイナスです。
 石原個人と関係ないではないか、とも思われますが招致する側でオリンピックのあり方はずいぶん変わるものです。

3. お金の無駄
 北京、ロンドンと開催されたあと、再度北京と目と鼻の先にある東京に戻ってくる可能性は低いのに、招致のためにどれだけのお金とエネルギーを費やすことになるでしょうか。新銀行東京を始めとして無駄遣いばかりしてしまった東京にこれ以上無駄遣いをする余裕はありません。税金の使い方を間違えています。オリンピックなどその最たるものになる可能性があります。
 ロンドンオリンピックでは招致に60億円かかったという話があります。ところが日本は同じことをやるのに、諸外国の何倍もお金をかける国です。たとえば高速道路は同じ距離を作るのにアメリカの40倍も費用を要しますし、サミット関連の予算もぬきんでていますとむ丸の夢さまより。
 長野県民の苦労を思い出して、このようなことを二度と繰り返さないようにしなければなりません。

4. 経済効果はまゆつば
 経済効果という言葉は意外に眉唾です。阪神タイガース優勝の経済効果、などまことしやかに語られますが、疑問を呈する人も多くいます。たとえば球場がいっぱいになり、応援グッズが売れ、といってみても、その日に別のところに出かけ、買い物をする予定が変わっただけ、という側面もあるでしょう。純粋に休日を寝てすごしたはずの人を起こしてが甲子園球場に出かけさせ、散財させた、という効果でも測定できるのであれば別ですが。
 結局経済効果を喧伝することによって景気浮揚をはかろうとするアナウンス的な効果しかないのではないか、ということらしいです。派手に何かをぶち上げて、その気にさせて経済をよくする、というような煽動政治家の時代を終わらせないと、本当に国民の暮らしがよくなるような経済効果を望むことはできません。

 以前書いたものですが、日本がくだらないお祭りに夢中になり、政治的に無となっている時期ですので投稿することにしました。
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 ロンドンで開かれている金融サミット(G20) 、もともと「次は東京で」などと麻生が言い、その直後にサルコジが「次はロンドン」と思いっきり否定されてしまい、いい恥をさらしてまともな人間ならちょっとおとなしくなりそうなところ、今度は、日本政府の財政出動について記者に聞かれ、
財政出動をすべての国が行う必要がないとの意見がドイツにあることを問われた首相は、バブル崩壊後の日本の対策を説明。「(日本は)そういう経験を15年間やってきた。初めて同じような状況に直面している欧米諸国の中には、財政出動の重要性を理解していない国がある。それがドイツだ」と語った。(asahi.com 4/1)
という。
これがエイプリルフールの冗談でなければいいのだが。

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 「あるある」で捏造報道が問題になってから、やらせ報道に敏感になっている人が多い。ただ、民放の場合広告収入の関係からどうしても目先の視聴率が気になる、それに民間では番組制作コストとの戦いがあるため、同情できるところもある。だいたい、たかがバラエティー番組を鵜呑みにして、納豆やバナナを売り場が空っぽになるまで買い漁るとなると、視聴者の側にも問題があるんじゃないかという気もする。
 民放など、どうせただで見せてもらっているのである。たとえばフリーペーパーなどは記事なのか宣伝なのか、その中間なのか、ある程度こちらの側のセキュリティーも上げて情報に接する必要があるはずだ。

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 大久保秘書が起訴事実、容疑を大筋で認めているという報道が各社からなされたが、これは捏造の可能性も出てきた。いったい誰がうそをついているのか。もし検察とマスコミが捏造しているのであればいよいよ本当の国策捜査となる。事実はまだわからない。
TBSラジオストリームのオープニングトーク、9分あたりで、TBSの武田記者が民主党参議院の議員総会について報告した。それによると、小沢代表が出席し、説明をおこなった。

武田記者:それに先立って、輿石参議院議員会長が挨拶しまして、そこでは、いくつかのメディアで出ている大久保被告が容疑を認める供述をしているという件について、弁護士を通じて自分自身(輿石さん)が聞いたところによると、そういうことは一切ない、ということを話していました。

小西:ああ、やっぱりそうですか。テレビが大久保被告が一部認める供述をしているというのがいっせいに流れて、そのあとの情報が出てこないということだったんですが・・・

武田記者:そうですね、これもおかしな話で、容疑を仮に大筋で認めていれば保釈されるはずなんですね、人権問題ですから。したがってそういうことを誰から聞いたのか、「関係者」という名無しの権兵衛からとなってるわけですけれども(すみません、ここ音声が不明瞭)、供述を聞いている人は決まってるわけですから・・・

小西:もちろん

武田記者:そのひとのいってることをですねぇ、垂れ流すというのはちょっとメディアとしては、というか記者のあり方としては、そういうことに疑問を持たずに出てくるということが、まあそれ自体検察に対してひざまずいているという気がしてなりませんね。

<追記>
 早く気がついたつもりでしたが、すでにあちこちの掲示板などにあがっていたようです。
 武田記者、当たり前のことをいっているだけなのですが、こんな当たり前のことがものすごく輝いて聞こえる。その他の記者の皆さん、あなた方はどんな情熱を持って今仕事をしていますか。人間として恥ずかしくない仕事をしてください。

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 民主党議員たちは、ここが正念場と腹を据えなければならない。原は腹を据えたからイチローで勝てたのだ(笑)。
 今回の西松・小沢問題の主戦場は、刑事事件にあるのではない。政権党が野党第一党の党首を警察・検察権力を使って自由に追い落とすことができるのか、という政治問題にある。また国民全体の人権問題でもある。権力を握った者は、国家の唯一の暴力である検察、警察を使い、自由に暴力を振るってよい、こういうことを許すか許さないかの問題である。
 小沢問題の最初に書いたとおり、フランス王政はこれをやったために、司法制度は王政の手先、敵と国民からみなされ、最終的にバスチーユ襲撃にまでなった。もっと手前でチェックがきちんと行き届く社会なら流血は避けられたかもしれない。

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 本日、民主党の小沢代表が秘書の国策起訴をうけて代表続投を表明した。心からその決定を支持する。

 国民に支持されない政権党が警察権力を使って反対勢力のリーダーを陥れようとする、それにマスコミも乗っかって追い落としをはかる。もともとこういう謀略は日本の得意とするところだったが、オウム事件あたりから日本は最低最悪の国家になった。
 今回の事件も、正直言って本当に起訴するとは思わなかった。検察というのはここまで暇で、誇りのない仕事なのか。ロッキード事件で巨悪は眠らせないなどと言いながら、結局最大の犯人が高いびき。言ってて恥ずかしくないのか。日本の検察なんてただの無駄飯食いだと思っていたが、巨悪の使いっ走りまでするとは思わなかった。

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 小沢が企業からの政治献金廃止を主張したことについて、「いま企業献金をもらってるくせに、おかしいじゃないか」という何もわかっていない意見がある。

明治時代からの政治の悪弊
 明治維新のころから日本は官僚国家である。明治維新を近代化と思い込んでいる人もいるが勘違いだ。たとえば、近代化につきものの議会が開かれなかったことをどう説明するのか。「維新」を遂行した人たちの頭も、攘夷などといっているような低レベルで、外国が強いとわかればとたんにひれ伏すような卑屈な小物たちである。彼らにアイディアなどもなく、江戸幕府のブレーンたちが考えた近代化策をただパクっただけのお粗末。唯一、「江戸時代は鎖国で遅れていた、それを明治維新で近代化した」という洗脳にだけは成功した。

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 小沢が企業、団体献金を全面的に禁止しようという提案をしたことに対して、自民党内では、動揺も見られ、

「小沢氏の疑惑隠しの提案に、こちらが乗るわけにはいかない」(幹部)との反発も強く、自民党の山崎拓・前副総裁は同日、日本記者クラブでの記者会見で「政官業癒着の象徴みたいな方が言ったって始まらない」と皮肉った(読売新聞)

などの発言も見られるという。

 自民党というのはこういう足の引っ張り合いしか考え付かない人種だ。どうせ誰が言ったって「始まらない」のだろう?

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前回書いたのは 子供が親からの遺伝や育て方でいろんなものを引き継ぐのは自然、しかし子供の中身と関係なく、その子供の外側に、受け皿として政治家のポストが事実上用意されているのはおかしい、それが世襲の問題だということだった。
 世襲と七光りも違うということも書いた。たとえば、竹下元総理の孫は、ポストを引き継いだわけではないから世襲はしていないが、七光りは存在している。

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 数日前、鳩山由紀夫が今後新たな事実があれば小沢辞任もありうることをほのめかしていたが、検察の今回の発表を見る限り、情勢的には検察の負けかな、という印象を持った。
 asahi.comによると「西松に加え4社が迂回献金か 小沢氏側へ1年に計1億円」というのだが、何度も書いているとおり、政治団体からの献金は認められている。政治団体から出されたカネを政治団体からの献金として処理することには、何の問題もない。西松建設から別に収賄があったというようなネタでもあるのならまだしも、問題にならないような話をいくら積み上げても問題になりえない。ゼロに何をかけてもゼロである。「新しい展開」はない。

 刑事事件というのは将棋でいうと「香車」のようなもので、相手側の陣地がどんなに強固に見えても筋道さえ通ればたった一つの駒でも王が取れる必殺の飛び道具である。しかし、残念ながら検察は「歩」しか持っていないようである。歩をまず置いて、その上にもっと強い駒をずらずら並べられるか、ずらずらとまで行かなくても、香車などの飛び道具を用意できるのであれば一気に王手も可能である。しかし、歩の前に歩しか打てないのであれば二歩にしかならない。こういうばかばかしいルール違反も国民が黙っていれば押し通せると思っているのかもしれない。

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前回、世襲について書くはずだったのにあまり関係のない話になってしまったが、今回は本題に入る。
 さて、私が好きだといった東MAX、確かに親が面白いから息子も面白いとは限らない、コメディアンは実力の世界である、と彼が言った話に戻る。彼のいうことは半分は当たりだと思う。ただ、コメディアンは実力と簡単にいえるだろうか。

世襲と七光りは違う
 たとえば竹下元総理の孫であることを売りにしている人がいる。もちろん彼は実力で勝負しようとしたのであって、最初からそれを利用しようとした恥知らずな人間ではないし、見た目もどこかかわいらしく、好印象でその上面白いとも思う。しかし、彼は実力で勝負してもおそらく一生テレビに出ることはなかった。チャンスの段階で雲泥の差がある。それだけではない。今も、どこかお茶目な笑顔が竹下元総理を思わせることが一切なく、おじいちゃんの話題を一切ネタにせず、果たして出続けることが出来るかどうかはわからない。おじいちゃんのおかげ、と正直に話す素直さは、本人だけのものかもしれないが、「おじいちゃんなしの素直な人間」が売れるかどうか。私は東八郎を知らず、純粋に東MAXを面白がっているため、彼については実力のある人だと思うが、コメディアンがすべてそう、ということはなさそうに思える。

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 今回の西松建設、小沢公設秘書逮捕の一連の報道に接して思うことは、きっこのブログに書かれているとおり。パチンコ屋から出てきた自民党の議員は賭博罪でつかまらないが、民主党の議員は突然捕まる可能性がある、ということである。
 この問題を『ほかにもスピード違反している人がいるのにどうして自分だけ?』というのと同じだという見解があるらしいが、それは違う。スピード違反は、運悪く見つかればアウトであるし本人もそのことはわかっていて不公平だとごねているだけである。パチンコの例のように、標識と交通規則を守っているのにつかまるのとはわけが違う。

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 昨日の「テレビってヤツは」の録画を友人から見せてもらった。テーマは世襲で、東八郎の息子(東MAX)と長嶋茂雄の息子(長島一茂)が出ていた。「親父が面白かったから子供が面白いというわけではない」と語り、芸人の世界は世襲というより実力の厳しい世界であると発言した東MAXは、私の好きな芸人だ。
 いきなり話はそれるが、彼を最初に見たのは「ガリベン」というクイズ番組で、番組の面白さもあったが、その番組中で彼の言ったことが気に入った。

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 前回も書いたが、小選挙区制がいまの日本を悪くした。
 例えば、世論から完全に隔絶したところにいる麻生政権、こんな状態ならまず、次の選挙を恐れる自民党議員にもっと大きな動きがあって良いはずなのに、ごく一部をのぞいて動きが出ない。本来ならもっといろんな形で造反が起こり、解散総選挙になるか、そこまでいかなくても定額給付金のような国民の多くが反対する施策は引っ込めざるを得ないはずだ。しかし、間違っているとわかっていても動きが出ない。

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 一体今の日本を悪くしたのは何か、という犯人探しがあちこちで行われている。サッカーや野球のように終わってしまったものについては、犯人探しなどいじめの様相をなすが、政治となると別である。日本がどちらへ向かうべきかを考える上で避けて通れない問題だからだ。
 ここでまた「テレビってヤツは」という番組の話から書いてしまうのだが、ゲスト出演していた鈴木宗雄さんは「小泉政治」としていた。もちろん答えとして合格点だが、それはヒトラーが悪かったというのと同じで、日本が二度と小泉政治のような間違いを起こさないためにどうしたらいいのか、というところまで考えた答えがほしい。

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 政治に関連するテレビ番組というのは、言葉の汚さ、行儀の悪さなどいろいろ精神衛生に悪いから普通は見ないが、昨日の「テレビってヤツは!?」(毎日放送。東京ではTBS)では新成人に聞くというのがあったのでちょっと見た。
 バブルのころの新成人と比べて、借金してでもブランドのスーツとか車は外車、などという今から見ると信じられない話が紹介されたがそのほかに、終戦はいつだったか知ってますか、という質問を若者にぶつけるものがあって、「大正時代」「昭和53年」などの解答が出てきてスタジオは盛り上がっていた。

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 私は基本的にコンビニというものを利用しないので、あまりその実態というものを考えたことがなかったが、「セブン−イレブンの正体」(古川琢也と週間金曜日取材班著)を読んでみて、明るいイメージと裏腹に、コンビニというのは実に困った存在だと感じた。

毎日弁当を36万食廃棄
 この本によると、毎日セブンイレブンだけでお弁当が36万食廃棄されている計算になるという。セブンイレブンの店舗が全コンビニの4分の1強であることからするとコンビニ業界だけで150万食近い弁当が捨てられることになる。食料自給率の低い日本でどうしてこんなことが生ずるのか、この廃棄には過剰仕入れでも儲かる会計の仕組みがあるという。
 普通なら売り上げから仕入原価(過剰仕入れ、廃棄分を含む)を差し引いて利益を計算するところ、セブンイレブン式の会計では、過剰仕入れ、廃棄がなかったかのようにして利益を計算し、そこからセブンイレブン本社にセブンイレブンチャージ(自前店舗を持つ加盟店の場合粗利の43%)を支払うらしい。

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 オバマは就任したら高速道路を大規模に作り、整備していくという。友人とその話になったとき「それって、なんだかありふれてない?」。
 まあ、そういいたくなるのもわからないでもない。最初に道路網に着目したのは、おそらくヒトラーだろう。これがこんなに国力に貢献するものかと驚いたアイゼンハワーが戦後すぐに7万キロにも及ぶ高速道路網を作った。
 高速道路を作るという理念、今から70年前なら先進的、50年前なら平凡、今では平凡以下、というのが友人のいいたいことなのかもしれない。
 そのうえ日本では、高速道路というと無料になるはずだったのにいつまでも料金がバカ高く、だらだらと作り続けては「まだ費用の回収が終わってないので料金の徴収を続けます」・・・

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 どうも拉致問題というものがよくわからず、周りの人に聞いてみても、拉致はあったに違いない、とはいうものの、あの計算高い北朝鮮が何のためにやったのか、聞いてみたら誰も答えてくれない。
 日本語教師というのなら専門的な語学教師を雇ったほうがいいし、朝鮮総連の人に頼んだほうがはるかに簡単だと思うのだが、これらの疑問に答えられる人はいない。また、若い男性をも拉致しようと思えば、最低でも3人くらいの工作員が必要で、そんな人たちが、日本海側の海岸をうろちょろしていたとしたら、相当目立つだろうし、見つかって国際問題になる危険を冒してまで拉致を行うメリットはどこにあるのか、納得できる理由はないのか、というと、最後は「でも金正日が認めているじゃない」という話になる。不思議な話である。金正日なんてうそつきで信用できるわけがないという人が、この問題については金正日に全幅の信頼を寄せている。
 そう、確かに金正日が認めた。しかしそうなるといっそう奇妙だ。国家が謀略をやったとき、その国はまずそれを認めない。後になって、東京裁判のようなことでもあれば、実は関東軍の謀略であったというようなことが白日の下にさらされる。それでもその国は正面から認めることはまれであり、認めるということ自体、そもそも信用できない。

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いわゆる「従軍慰安婦」に関する過去から現時点までの研究、女性戦犯法廷の経過も含めて極めてよくまとまった本だと思う。日本軍が日露戦争あたりからずっと慰安婦を管理してきた歴史や企業慰安婦についても明らかにされている。企業慰安婦の存在はこの本で初めて知った。
私は、従軍慰安婦問題がどういうきっかけで議論されるようになったのか、恥ずかしながらほとんど知らず、右翼のいうように、吉田清治という人が「朝鮮人慰安婦と日本人」、「私の戦争犯罪」などの本の中で自らが朝鮮人女性を強制連行した事実を告白したことから始まったと思っていた。ちなみに、右翼の話はお決まりのパターンで、「朝日新聞がそれに飛びついて尾ひれをつけて広めた」というおまけがつくのだが、実際は違うらしい。

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麻生さんは5代にわたる政治家の家系、本来ならばゆったりと教養を蓄え、サラブレッドとしてのゆとりを感じさせてもおかしくない生まれであるはずだが、現在の彼は貧相そのものである。何が彼をそういう姿に追い込んだのかはわからない。彼が保身に汲々としているせいもあるだろうが、彼をかついだ自民党員たちも同罪である。本当にあるのかどうか知らないが、宝くじに当たったら途端に親戚が集まってきて、そのお金がなくなったら手のひらを返したように去っていく、などと聞いたりすることがあるが、麻生につば吐く自民党員たちを見ているとそういうことも確かにありそうである。

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前回、麻生さんの発言について触れた。彼は、たらたら飲んで食って何もしない人間の分を自分が払っていると胸を張る。しかし、もし彼が支払ったという税金が、実質的には給料泥棒のような収入からだったら胸を張れるのだろうか。
つまり、日本政府はちゃんと仕事をしているのか、むしろない方がマシなのではないかということである。もしそうなら、彼は給料泥棒ではないか、という批判を受けなければならない。これに関連して、所得再分配について「政府介入で、貧困率はむしろ上昇」の、グラフがあったので掲げておく。

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麻生さんは、医療問題について「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」という発言をして波紋を呼んでいる。自分が病気になった途端にこういう人はいうことが変わるか、「今まで私が払った分で治療せよ、非常識な医者め」とでも言うかはわからないが、自民党の本音が聞けてなかなかいいのではないかと思う。

自分が健康だとそれ以外の人のことはわからない、想像もつかないという人は結構多い。私自身も本当に弱い立場の人の気持ちをわかっているのかと言われると自信がない。だから、首相に石を投げる資格のある人はいない、とまでいう気はないが、民主主義の世の中では一人一人がそうなりがちな気持ちと戦っていく勇気を持たないとなかなか社会はうまくいかない。一連の問題発言も、その多くは私たちの中にある、どす黒い部分を言い当てている側面があるから、いつまでも自民党のようなどす黒い固まりがべったりと国会に貼り付いているのだ。

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ハイビジョン特集  釈放�中国撫順・BC級戦犯の6年(仮)
BShi 11月30日(日) 午後7:00�8:50


==番組紹介のページより==

1950年7月、ソ連から中国に‘日本人BC級戦犯’969名が移管された。帰国を夢見ていた元日本兵たちにとって、新たな苦難の始まりだった。6年後、彼らは自らを戦犯と認め、裁判にのぞむ。しかし起訴は36名のみ。死刑は一人もいなかった。有罪とされた者も、その後全員釈放。BC級裁判の中で死刑を出さなかったのは中華人民共和国だけだった。
しかしそこに至るまで、元日本兵たちは、真綿で首を絞められるような扱いを受けた。シベリアとは比べものにならないほど待遇は良く、拷問は無かったが、罪状を自ら書かされ(認罪)、何度も書き直しを求められた。死刑の恐怖の中で、戦争中の自分の行為を見つめ直す。
一方、撫順戦犯管理所の中国人職員は、日本人の人格を尊重し暴力を禁止するよう命令されていた。肉親を殺された恨みを押し殺しながら、職員たちは日本人の思想改造につとめた。罪を犯した者、被害を受けた者が、戦犯管理所の「認罪」という極限状態の中で向き合う。精神に異常をきたす者も出る一方、自らの罪を認め、敵味方を越えた関係を築く者も現れた。
元戦犯たちと管理所職員の証言などによって、管理所の中で何が起き、なぜ中国側が死刑判決を回避したのかを明らかにしていく。

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靖国問題にも連なる話だが、日本の軍国主義者が諸悪の根源であり、日中の民衆はそれらから多大なる被害を被った被害者同士である、だからともに憎むべき相手を持つ友人である、という発想が中国側にあった。だから、戦没者を追悼するのは構わないがA級戦犯をまつってしまった神社に政府の役人が参拝するのは筋違いなんじゃないの、というのが中国側の主張ということになる。
靖国の問題については私は全く違う考えを持っているが、なんにしても中国のそういう発想がどこから出てきたのか、その一端がわかるかもしれない番組として期待したい。


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